確率と統計の違いと融合点

# 確率
法律・賭けの文脈で(ラプラスやオイラー、カルダーノ)
確定的命題(0と1)の間の確からしさを数値で表す試み
期待値の概念を含み、これは賭けを途中で辞めた際の取り分を数学的に確定するために編み出された
確からしさには重みが存在するが数値化されていないことが多く、重みが"ほぼ"等しいサイコロやコインなどの領域ではそれぞれの頻度の重みが等しいものとされている

# 統計
主に、徴税・軍事(・労役)のための人口調査が元であり、数字の集計の仕方を扱う
その後近代化につれて、科学技術や工学のための集計に関する試みを含むようになった


# 融合点
確率のうちの頻度の比で表される領域では、頻度の重みが同じで無ければならない
統計は、集計対象一つあたりの重みが同じにして集計する